雨水貯溜システムとは

PCaオープン調整池

特長

PCaオープン調整池は、宅地造成等に伴う雨水流出の抑制を目的とした洪水調整池であり、都市部においても、高速道路等の高架下スペースを有効利用して構築することができます。 PCaオープン調整池は、現場に合わせた平面形状で設計ができることから、土地を無駄なく利用できます。

構造図

設計条件

上載荷重 Q=10kN/m2
土の単位体積重量 γ=19kN/m3
土の内部摩擦角 Φ=30°
土圧算定 試行くさび法
設計基準強度 f'ck=30N/mm2 以上
内水位 8割水深

寸法表

H
(mm)
B
(mm)
T1
(mm)
T2
(mm)
C
(mm)
L
(mm)
突出し鉄筋
径・ピッチ
参考質量
(kg)
1500 650 150 190 150 4000 D13@250
シングル
3,727
1600 3,871
1700 4,015
1800 4,159
1900 4,303
2000 730 170 240 D13@250
ダブル
5,446
2100 5,609
2200 5,772
2300 5,935
2400 6,098
2500 900 220 280 2000 D13@250
ダブル
4,199
2600 4,305
2700 4,410
2800 D16@250
ダブル
4,516
2900 4,622
3000 4,727

注) 呼び長さLは、L=4000mmをL=2000mmとすることもできる。

PCaオープン調整池据付歩掛

10m当たり
擁壁高さ 単位 1パーティー 1.0mを超え2.0m以下 2.0mを超え3.5m以下
ブロック1個の長さ L=2m L=4m L=2m L=4m
1日当たりの施工量 m - 38 52 30 40
土木一般世話役 1 0.26 0.19 0.33 0.25
ブロック工 1 0.26 0.19 0.33 0.25
普通作業員 3 0.79 0.58 1 0.75
鉄筋コンクリートL型擁壁 - 5 2.5 5 2.5
ラフテレーンクレーン賃料(25t) 1 0.26 0.19 0.33 0.25
諸雑費 % - 16 22 16 22

注) 諸雑費は、敷きモルタルの費用であり、労務費、賃料及び運転経費の合計額に上表の乗率を乗じた金額を上限として計上する。
樹脂目地及び縦方向連結鋼材等は別途計上する。
L=2mの歩掛は国土交通省土木工事積算基準プレキャスト擁壁工を参考1日当たりの最大施工量以下の場合は1パーティー当たりを計上する。

施工例

寝屋川市内(1)

寝屋川市内(2)

寝屋川市内(3)

交野市内